2011~2014福島の親子サマーステイ

IN広島

2011福島の親子サマーステイIN広島 活動日誌

第Ⅰ期(8月8日午後~12日午前)

第Ⅰ期(8月8日午後~12日午前)

福島県から7世帯(大人8名、子ども12名)がいらっしゃいました。

新幹線とJR、フェリーを乗り継いで7時間の長旅、お疲れさまでした。 

宮島包ヶ浦の家族用ケビンに到着です。ベッド、お風呂、キッチン、デジタル対応のテレビなどが完備した一戸建てに、世帯別に分かれて滞在していただきます。

ケビンのまわりに餌をおねだりに来ている鹿たちに駆け寄る子どもたち。 長旅の疲れも見せず、走り回る子どもたちにお母さん達は驚いていらっしゃいました。

長旅のご家族をボランティアスタッフの手料理でもてなします。「外で食事できるなんて、夢のよう!」お母さんの言葉と子どもたちの笑顔を見て、スタッフも笑顔に。自己紹介を兼ねて、交流会を行いました。

二日目からは、こちらがお配りする食材で、自炊をしていただきます。野菜やお米は農家や個人・企業から広島産のものを提供していただきました。それをもとに、スタッフが毎日の献立を考え、足りない食材は、支援金で購入しました。皆さん、ご支援、本当にありがとうございます!!

消防レスキュー隊のボランティアと海水浴を満喫する子どもたち。到着日から毎日晴天です!

出会ったときは真っ白な肌だった子どもたちが、少し日に焼けた顔で、話しかけてきてくれます。元気な子どもの姿が、私達大人の元気の源だと実感です!

幼稚園バスが宮島の包ヶ浦へ到着!これから廿日市市の木材港へ向かいます。 地元の幼稚園と運転手さんのご好意です。ありがとうございます!

 

かえで幼稚園

http://www.megaegg.ne.jp/~kaede/

木材港の工作指導員の方が、地元の子どもたちに大人気でキャンセル待ちの「夏休みの宿題:自由工作教室」を福島の子どもたちのために、特別開講してくださいました。

 

廿日市木材利用センター

http://www.hatsu-navi.jp/node/367

「何をつくろうかな」・・・キラキラした瞳で、真剣に材料を選び、創作に夢中になる子どもたち。木材港の廃材が、こんな素敵に活用されていることに感動しました。

けん玉発祥の町、廿日市ならではのけん玉レッスン。広島の子どもたちと一緒にけん玉の技を習います。広島の子どもたちが、福島の子どもたち一人一人に、手紙を書いてきてくれました。

もみじ饅頭の老舗「やまだ屋」の中村社長が、宮島を訪れる観光客に人気の「広島名物もみじまんじゅう体験制作」に招待してくださいました。

自分で作る手作りのもみじまんじゅう。美味しくできたかな?

お土産として、プロの作ったもみじまんじゅうもたくさんいただきました。小豆、チョコ、抹茶、カスタード・・・いろんなバリエーションが楽しめます。

 

宮島の老舗 もみじ饅頭 やまだ屋

http://momiji-yamadaya.co.jp/index.html

6世帯のご家族とはⅠ期でお別れです。1世帯が、引き続きⅡ期のホームスティにも参加をされました。

第Ⅱ期(8月12日午後~16日午前)

第Ⅱ期(8月12日午後~16日午前)
ホームスティ2世帯 大光寺滞在3世帯
福島県から5世帯(大人8名、子ども6名)がいらっしゃいました。

光岡家に2世帯が滞在されました。場所は、宮島の対岸です。宮島花火大会を見て、喜んでくださいました。

平和記念公園内の原爆ドーム。青空の下、子どもたちの元気な声を聞きながら、早く被災地の皆様にも当たり前の幸せが戻る日が来ることを願います。

「原爆の子の像」の像の前で世界の平和を祈ります。「二度と子どもたちを傷つけたくない。」その気持ちは昔も今も同じです。

原爆資料館も見学されました。

初日は、少し贅沢をさせていただき、広島名物お好み焼きで歓迎会を行ないました。みんな食べる前に、お好み焼きの記念写真を撮ってます。福島に戻ったご家族から、「広島風を家でも焼きました!」とメールをいただき、嬉しかったです。

ホームスティでは食卓を囲みながら、色々な話ができました。

滞在先を提供してくださった太光寺です。

http://taikouji.jp/

自然に囲まれ、広島を見渡す丘の上にある新しく綺麗なお寺です。

宮島の包ヶ浦で海水浴を楽しみました!

宮島や呉の大和ミュージアムへ観光にも行きました。宮島で、子どもたちはやっぱり鹿に夢中でした♪

廿日市市の妹背の滝にきました。大自然の中、川遊びも楽しみました。

坂井先生の熊野筆を使ったメイクアップ講座です。「熊野筆は肌触りが気持ちいいので、癒された」と喜んでくださいました。2人のお子さんも、とてもよい子にして、綺麗なママを見守っていました。

 

ナチュラルクリエイティブメーカー

 http://www.n-c-m.jp/index.html

福島名菓をお土産にいただきました。美味しくいただきました。

 

【福島銘菓太陽堂のむぎせんべい】

福島銘菓太陽堂のむぎせんべいは昭和2年2月創業以来一貫して守り続けてきた歴史と経験が織り成す味です。落花生の自然の風味が豊かです。


 有限会社太陽堂むぎせんべい本舗
福島市陣場町9-30
TEL/FAX:024-531-3077

【ままどおる】

ままどおるは、バターのたっぷり入ったミルク味の餡を生地で包み焼き上げた土産菓子。「ままどおる」とはスペイン語で"お乳を飲む人々"の意味。 製造は、福島県郡山市にある三万石。姉妹品にチョコ味の「チョコままどおる」がある。 「チョコままどおる」は期間限定(10月~5月)販売である。

購入できる場所が基本的に福島県内、あるいは福島県近辺の高速道路内売店などに限られているため、福島県民が県外に出向く際の土産品として人気が高い。

 

通信販売

http://www.chuokai-fukushima.or.jp/ksk/mamador/tuhan.html

【白河の月】

フワフワのスポンジ生地に甘さを押さえた塩味のきいたフレッシュバタークリームと刻みチーズをたっぷりサンドしました。

 

■御菓子司えんどう
■福島県白河市老久保88-6
■TEL 0248-22-5321
■FAX 0248-22-5322
■Mail info@endo-cake.com

3世帯のご家族とはⅡ期でお別れです。2世帯が、継続してⅢ期の包ヶ浦家族用ケビンでの生活に参加されます。

第Ⅲ期(8月16日午後~19日終日)

Ⅲ期(8月16日午後~19日終日)5世帯(大人6名、子ども6名)が福島からいらっしゃいました。

ボランティアスタッフで食材を積み込んで、いざ宮島に出発です。

再び、ケビンでの生活がスタートです。

初日の歓迎会のために、学生ボランティアと成人ボランティアが協力して食事の用意をしました。

スタッフお手製の広島名物お好み焼きです。

子どもたちにも、お好み焼きは大好評でした♪

夜は浜辺でキャンプファイアー。ニュージーランド人のジェシカ先生が、料理も用意してくれました。子どもたちは大興奮です!ジェシカ先生との英語でのコミュニケーションにも、子どもたちはすぐになじんでいました。

お盆を過ぎても、浅瀬はまだまだ泳げます。第Ⅱ期もお天気に恵まれています♪

しっかり夏を満喫してね。

広島に疎開していらっしゃるご家族と、それを支援されている団体の代表とで、交流会をしました。今、そしてこれから、どのような支援が必要か、その実現に私達がどう関わるのかを、話し合いました。

 

応援者のUMUKA福本成美さんが、ご尽力くださいました。ありがとうございました。

http://www.umuka.jp/member.htm

Embark Dance Studioのインストラクターと生徒さん達が、ボランティアで、ダンスレッスンとショーをしてくれました。ヒップホップのかっこよさ、楽しさに子どもたちもお母さん達もすっかり夢中!

 

Embark Dance Studio

http://embark.jimdo.com/

 

 

ユキ先生から素敵なメッセージをいただきました。:「地震のせいでふさぎがちだった子どもの、こんなに楽しそうな姿が見れるなんて。ありがとうございます。」福島からいらっしゃった保護者にそう言われて、嬉しかったです。福島の子どもたちと仲良くなり、私の生徒達にも良い体験になりました。

 

ユキ先生、ゴウ先生、生徒のみなさん、ありがとうございました。

 

夏の風物詩、スイカを青空の下で。思いっきりほおばる子どもたちがほほえましい!

第Ⅱ期も、もみじまんじゅう制作体験に招待していただき、大人気でした。背伸びして懸命に作る姿が可愛かったです。

たくさんのお土産もいただきました。やまだ屋様、本当にありがとうございました。

「毎日、外でいっぱい遊んでいるせいか、すごい食欲です。」お母さん達は喜んでくださいました。

8月にリニューアルオープンしたばかりの宮島水族館。

スナメリとってもかわいいです。

他にもカブトガニやオウムガイなど珍しい生き物もいっぱい!

不思議だね・・・真剣に海の生き物を見つめる子ども達。

偶然、宮島の盆踊りを見ることができました。夜の鳥居とちょうちんの灯りが幻想的でした。

たくさんの方々のご支援のおかげで、福島の子ども達に、青空の下、笑顔で夏休みを送ってもらうことができました。広島のボランティアスタッフと福島の親御さんたちはもちろんですが、福島と広島の子ども達の間にも強い絆が生まれました。この子ども達が健やかに育ち、将来、幸せの輪を広げてくれることを祈っています。また、私達も、支援活動をさらに続けていこうという決意をあらたにしました。ご支援、本当にありがとうございました。今後とも、応援よろしくお願いします。